
プログラミングをこれから始める人へ
こんにちは!
私は現在、プログラミングスクールでメンターをしています。
日々、受講生の皆さんからたくさんの相談を受けていて、思うことがあります。
それは、「できないこと」に不安を感じる初心者の方がとても多いということ。
でも、その不安や悩みこそが、プログラミングを学ぶ“はじめの一歩”なんですよね。
今回は、そんな初心者さんに向けて、プログラミングを学ぶ上での心構えや、
実際に私が経験してきたことをもとにしたメッセージをお届けします。
最初はできなくて当然。1ページ目からつまずいた私より
「教科書の最初からわからない…」
「同期はサクサク進んでいるのに、私はまったく理解できない」
これ、実は私自身の昔の姿です。
正直に言うと、私が初めてプログラミングに触れたときは、
教科書の1ページ目ですでにパニック状態でした(笑)
しかも、同期が一発で受かっていた資格に私は3回落ちました。
それでも今では、実務でコードを書いてプロジェクトを回しています。
だから、今「自分だけできないかも」と感じているあなたも、
心配しないでください。学びは人それぞれのペースで進んでいいんです。
エラーは「優しいメッセージ」なんです。
初心者の方からよく聞く言葉のひとつに、
「エラーが出ると怖くて、自分に向いてないと思ってしまう…」という声があります。
でも、それはちょっともったいない捉え方かもしれません。
プログラムのエラーは、実は私たちに丁寧にヒントをくれるメッセージなんです。
想像してみてください。
「こっちを直して!」と具体的に指摘してくれる人がいたら、指示のない曖昧なアドバイスよりずっと助かりますよね?
まさにそれと同じで、エラーは「ここが違ってるよ」「こうすればよくなるよ」と、
ちゃんと私たちに問題点を教えてくれている味方なんです。
エラーに出会ったら、「ありがとう!」と思えるようになると、プログラミングはもっと楽しくなります☺️
失敗体験をたくさんしよう。成功より価値があるから
最近は、便利な学習サービスやツールがたくさんあります。
動画で学べたり、解説付きの教材も豊富で、効率的に学べる時代になりました。
でもだからこそ、**「失敗体験をたくさんすること」**が本当に大事だと私は思っています。
エラーを出して、そこから学ぶ。
考えたコードが動かなくて悩んで、調べて、ようやく動かせたときの感動。
この繰り返しこそが、**“考える力”と“実践力”**を育ててくれます。
実際の仕事では、教科書どおりに進むことなんてほとんどありません。
決まった答えがない中で、どうやって実現するかを考える――
その時に、たくさんの試行錯誤をした経験が大きな武器になります。
真の学びは「実務」の中にある
初心者の方の中には、
「もっと知識をつけてからじゃないと、実務はまだ無理…」と感じる方もいます。
でも、ここであえて言わせてください。
本当に力がつくのは、実務の中なんです。
どれだけ教科書を繰り返しても、
実際にサービスを作ったり、バグを直したり、仕様に対応したりする中で
しか得られないスキルや感覚が必ずあります。
不安なのは当然。
でも、その不安は実務を経験しないと消えません。
一歩ずつでいいので、ぜひチャレンジしてみてください。
まとめ:あなたのペースで、前に進んでいけば大丈夫
プログラミングって、目の前に立ちはだかる壁がたくさんあるように感じます。
でも実は、**その壁こそが「成長のしるし」**なんです。
わからなくて当然。
失敗して当然。
エラーはあなたの味方。
大切なのは、「できない自分」を否定しないこと。
あなたのペースで、あなたなりのゴールに向かっていけば大丈夫。
これからプログラミングを始めようとしている方も、
今ちょうど行き詰まっているという方も、
このメッセージが少しでも励みになれば嬉しいです🌱
焦らず、楽しみながら、一緒にがんばりましょう!